技


TECHNOLOGY

各種資格取得者

カミムラでは技能技術を大切にし、育て発展させています。
「技能士」の取得に関しては教育訓練の一環として積極的に取り組んでいます。

特級工場板金技能士

2023年に1名が合格し、現在8名の特級工場板金技能士が在籍しております。

その他の資格保持者

資格名 人数
1級工場板金技能士(労働大臣認定・機械板金作業) 4名
1級工場板金技能士(労働大臣認定・NC数値制御タレットパンチプレス板金作業) 2名
2級工場板金技能士(京都府知事認定・機械板金作業) 9名
ステンレス溶接資格(JIS Z3821) 14名
内部監査員作業資格 12名
計測器校正作業者及び主任者資格 4名
化学物質及び四アルキル鉛等作業主任者 2名
有機溶剤作業任者者 1名
プレス機械作業主任者 2名
ガス溶接技能受講受験者 2名

成形板金加工

従来の精密板金加工以外に取り組んでいる「成形板金加工」についてご紹介します。
近年では多品種小ロットの依頼でありながら、安価・短納期・品質保証、さらに美観・独自性が求められています。
当社ではお客様のご要望に「成形板金加工」という工法でご対応致します。

特徴その1

初期費用が安い

製品単価はプレス加工品に劣るとはい え、金型費用を含めた初期費用のトータル コストは数量によってはプレス品と十分に 競合し合えます。特に総数量が少ない ものは、大きなパフォーマンスを発 揮し、コスト面でプレス品を凌 ぎます。

特徴その2

短納期納品

成形板金加工の立上スピードは数日で あり、プレス加工の様な金型製作に大幅な 日数を必要としません。リードタイムは一 般板金と比べても遜色がありません。

特徴その3

多品種対応が容易

初期費用が安価なため、よく似たバリ エーションで品揃えが必要な場合には、成 形板金加工は非常に効果的です! 例えば同じ形状で高さだけが違ったり、 勾配が違ったりなどのバリエーショ ンの製作に最適です。

このような特徴から、本格的な量産プレス加工前に、成形板金加工による市場の反応や、結果を考慮する事で、大きなコスト的リスクの回避に繋げることも可能です。不透明な市場動向の中、Q(quality:品質)・D(delivery:納期)・C(cost:費用)において成形板金加工が発揮出来る可能性は、顧客ニーズに適合していると考えております。

成形板金加工の例

成形板金加工によるリブ出しを行うことで対応。
ご要望通り板厚を薄くする事でコストダウンと軽量化を実現し、リブ加工を施すことで強度を持たせました。
もちろん金型費用などによるコストアップなど不安な要素も当社に任せていただければ安心してご依頼いただけます。

  • ◆専用金型の作成コスト不要
  • ◆タガネや専用治具工具と違い、変形による修正手間がカット
  • ◆汎用性があり、リブ位置の変更や異なった製品にも柔軟に対応可能

軽量化や省資源、コスト軽減をお考えでしたら、
ぜひカミムラにご相談ください!

実際のサンプル品

0.3~0.5mm程度の段を付けることで対応。
各パーツの結合部分を段差にはめ込むことで、部品の出っ張りが無くなりました。

  • ◇段差をつけるために簡易金型を使用
  • ◇完成品に凹凸が無くなり、スタイリッシュなデザインを実現
  • ◇金型製作費を抑えることができるので安価に製品の見栄えを向上

成形板金加工による浅絞り加工はぜひカミムラにご相談ください!

実際のサンプル品

板金屋泣かせの曲面形状を簡易金型による成形板金で実現。
プレス加工を行わないので、丸みのある柔和なデザインになります。

  • ◇金型を製作しないので、試作品や小ロット製品に対応
  • プレス加工では実現できない曲面形状も製作可能
  • ◇デザイン性、予算のいずれも妥協せずに試作品を製作できます

実際のサンプル品

曲面形状の試作品や小ロットはぜひカミムラ
にご相談ください!

仕事の流れ

Step.01

営業

お客様からのお問合せや展示会での出会いをきっかけに、商談が始まります。お客様のお困りごとに寄り添って、当社ならではの回答をしています。

Step.02

図面

お客様がご用意した図面か、当社で作成した図面をもとに製品作りを行います。

Step.03

展開図

CADを使ってペーパークラフトのような平板状の展開図を作図します。この展開のやり方によって、後の加工工程に大きく影響を与える大変な作業です。

Step.04

コード

加工要素割付とNCデータ変換を行います。加工条件を指示して機械を制御するコードを生成します。
1行ごとに軸の移動や座標系の設定などが記述されており、このコードによって機械が制御されます。

Step.05

シャー
リング

上下する上刃と下刃で材料を剪断するシャーリングマシン。
ここでは規定のサイズ(定尺)の材料を必要な大きさに切断します。

Step.06

ブラン
キング

レーザー切断

発振器で発生させたレーザー光を照射し溶融切断します。
複雑形状や自由線の加工が容易に行えます。

NCT抜き打ち

複数の金型ステーションを配した上下タレットに、様々な形状の汎用金型をセットし、その組み合わせにより任意の形状にプレス打ち抜きする加工です。

Step.07

デバリング
(バリ取り)

加工要素割付とNCデータ変換を行います。加工条件を指示して機械を制御するコードを生成します。
1行ごとに軸の移動や座標系の設定などが記述されており、このコードによって機械が制御されます。

Step.08

タッピング
(ねじ切り)

量産品の場合はNC制御のタッパーを使用し、自動でタップ径に応じた工具に交換し、タップ加工や切削油の塗布を行います。少数の場合は卓上タッパーによる手加工を行います。

Step.09

ベンディング
(曲げ)

上型は先端が直角もしくは45°の金型をメインに使用しますが、干渉を避けたり、R状や段曲げなど、様々な形状に合わせて金型を交換して加工を行います。

Step.10

ウェルディング
(溶接・仕上)

電気抵抗による熱によって金属同士を溶かし接合する加工方法。
必要に応じて肉盛り除去や外観の平滑仕上げを行います。

完成

Step.10

検査

完成した製品に誤差がないかを確認。お客様の手元に不良品が届かないように、慎重に検査を行っています。

Step.11

梱包

精密な部品が多い当社では、輸送中の衝撃に備えて丁寧な梱包をしています。出来上がり次第、出荷することで当社の仕事は完結します。

設備紹介

レーザー複合機
  • LC-1212C1NT
  • アマダ
レーザー加工機
  • BREVIS-1212AJ
  • アマダ
レーザー加工機
  • SPF3907A
  • 澁谷工業
プレスブレーキ
  • EG-6013
  • アマダ
プレスブレーキ
  • FMBⅡ3613NT
  • アマダ
スタッド溶接機
  • GUNMAN-1000Ⅱ
  • アマダ