「板金加工のおたすけマン」は精密板金加工・精密金属加工、独自の簡易金型技術でお客様をサポートします。

成形板金加工編

本編では、カミムラの「成形板金加工」について
ご説明させて頂きます。

まずは「板金加工と時代のニーズ」についてです!

現在の世の中のトレンドは
「多品種・少量生産」です。

ユーザー様のニーズは、製品機能の満足は当然のことですが、数量の多少に関わらず、様々な要求があります。

先ずは安価であること!
そして欲しい時に直ぐに欲しい!(短納期)
品質の均一性も望まれます。

それに加えて、見た目の美しい美観性やオリジナリティーのある独自性など、要求度合いも高くなってきました。

メーカー様は行き先不透明な状況の中で、新商品の市場投入期間を短縮し、素早い新商品の立上を追われます。

プレス・板金加工業界も、このようなトレンドのもと、本来の特徴と大きく矛盾する要素も要求されてきました・・・

プレス加工に対しては、金型費用の大幅なコストダウン、納期の短縮や大量見込み生産でなく少量必要数量の生産

板金加工に対しては、プレス品などの大量品と変わらない均一性や美観、製品価格を求められています。

この矛盾や要求を何とか解決していきたいと考え
カミムラは「板金加工で成形加工」の実現を目指しました!

生憎「成形板金加工」の工法に関しては詳しくご紹介できませんが、その特徴に関してご説明させて頂きます。

成形板金加工での製品単価はプレス加工品に劣るとはいえ、金型費用を含めた初期費用のトータルコストは数量によってはプレス品と十分に競合し合えます。
特に総数量が少ないものは、大きなパフォーマンスを発揮し、コスト面でプレス品を凌ぎます。

成形板金加工の立上スピードは数日であり、プレス加工の様な金型製作に大幅な日数を必要としません。リードタイムは一般板金と比べても遜色がありません。

また、よく似たバリエーションで品揃えが必要な場合には、初期費用の安価な成形板金加工は非常に効果的です!

更に本格的な量産プレス加工前に、成形板金加工による市場の反応や、結果を考慮する事で、大きなコスト的リスクの回避に繋がります。

以上のように不透明な市場動向の中、Q・D・Cにおいて成形板金加工が発揮出来る可能性は、顧客ニーズに適合していると考えております。

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